はじめよう、床寝

ついに始まりました、床寝 Advent Calendar 2015!

みなさん、床で寝てますか? 床の上で朽ち果ててますか?

この最高にホットなアドカレの、記念すべき1日目を書かせていただきます。 まずはアドカレにご参加いただいた奇特な優しい方々に感謝申し上げます。暇なんですか?

テーマ:「床寝ってなに?」。

寝る場所って布団だけじゃないですよね。ね?ねっ? いつから布団を寝る場所だと錯覚していましたか?寝るといったら布団ですか?それともベッド?

誰しもが経験のある床で寝る行為=床寝。目覚めると、意外とスッキリした経験のある方も多いのではないのでしょうか。 布団で寝るのは良質な睡眠を得るために重要かもしれませんが、やはり疲れた体をそっと捨てるかのような、現世に肉体をおいて精神世界のうねりのなかに身を任せるような、そうそれはまるで安らかな死のような睡眠、これにおいてはなんといっても床寝。床寝 is Beautiful。

さてさて、このように床寝には床寝の良さ、ベッドにはベッドの良さ、石原さとみには石原さとみの良さがある訳ですね。すると一つの疑問が生まれます。

人間っていつからベッドや布団で寝てるの?

これですね。

ものの本によると、いやホントは本なんか読んじゃいないのですが、Google検索によると、ヨーロッパの人々は床で寝てたようです[要出典]。もうお父さんもお母さんも王様も貴族も農民もみんな床寝。国民総床寝。全国国民床寝大会。ところが家の中でも土足の彼らの家は床が汚かった。下水道などの整備もなく、街路はゴミであふれ、ネズミがはびこり、ペストが流行。14世紀のペスト大流行時には人口の3割がペストで死亡したという記録もあるくらいですから、そら汚かったでしょう。家のなかも寝てられるような場所ではないことは容易に想像されます。

そこで脚付きの床で寝る習慣が生まれ、これがベッドの原型とされているようです。そう、そうなんです。気づきましたか?石原さとみが可愛いのは前から知っていた私ですが、ベッドが元々「脚付きの床」として作られたというのは知りませんでした。これは大発見ですね。皆さんからの喝采が、鳴り止まない拍手がブログの向こうから聞こえてきます。くるしゅうない、くるしゅうないぞ、床寝の民よ。オーケー、オーケー。オーケーグーグル。ってなもんですわ。

これを数学的観点からも考えてみましょう。先の事実により[ベッド] = [床]×[工夫] + [脚] という方程式が成り立つわけですね。これは2次関数の一般式である y = ax + bに当てはめることができます。すなわちベッドは床という変数によって求まる存在であるということ、これは義務教育を履修できていれば容易に理解可能でしょう。

いかがでしたでしょうか。 今回の調査により、ベッドが床であることが明らかになりました。「床寝」は「ベッドで寝る」という行為も含んでいるということですね。ただ、様々な事象を細分化し、「草食系男子」などとレッテル貼り多様性社会の現代、床寝が床に直接寝ることを意味するという風潮が社会通念となってしまったのでしょう。なんとも嘆かわしいことではありますが、これからも皆さんと床寝LIFEを楽しみながら、床寝王国のさらなる繁栄を願い、本ブログの結びといたしましょう。

ここまでお付き合い頂き、読んでいただいた暇な皆様に感謝申し上げます。